自民党無断入党問題について（その３）

　　　　　　　　　　　　　　　　　2007.1.12.

　　　　　　　　　　　　　　　　　由布市議会議員　小林華弥子

 

　かねてより私のHP上でご報告して参りました、自民党無断入党

問題について、本日（平成１９年１月１２日）に、自民党本部より

回答が届きましたのでご報告いたします。

　これまでの経緯については、HP上の報告「自民党無断入党問題に

ついて（その１）および（その２）をご参照下さい。

http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/jimintou.html

 

　本日、私の手元に届いた回答書の内容は下記の通りです。（印鑑は無し）

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１９年１月１１日

由布市議会議員　小林華弥子様

　　　　　　　　　　　　　　　　　　自由民主党組織本部組織局

 

　謹啓　新春の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

　貴殿の平成１８年１２月２７日付質問書について下記のとおり回

答致します。なお、平成１９年１月１０日までの回答をご希望です

が、党本部に本状が到達したのが１月９日午前１１時であり、期限

までの回答が叶わなかったことをご了承下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白

 

　　　　　　　　　　　　　　記

 

　わが党への入党手続につきましては、申し込みを受ける各支部に

おいて入党意思の確認を確実にするよう指示しているところであり

ますが、今回、支部における手続ミスによって確認がされていなか

ったことは大変遺憾です。無所属であることを何よりの誇りとされ

ている貴殿に不快な思いをさせてしまいました。

　この事態を受けて、自由民主党大分県支部連合会が再発防止のた

め全地域支部宛に入党意思の確認を徹底するよう指示をしたところ

でありますので、どうぞご理解頂きますようお願い致します。

　貴殿から党籍の経歴が残るのか否かについてのお問い合わせです

が、入党意思がなかった以上、入党の事実はなく、党籍を得たとい

う事実もありません。また、質問事項１は「平成１８年１２月１２

日」です。質問事項２は自由民主党本部組織本部事務部長です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

 

　以上の回答についてですが、私が質問した４点のうち、１点目お

よび３点目については明確にご回答いただいていますので、私は納

得・理解するものです。特に３点目について、私の経歴に自民党に

入党した事実はない、という事をはっきりと証言していただきまし

た。

　２点目については、前回の文書の提出者の責任者の氏名を問うた

つもりでしたが、回答は肩書き（役職名）だけでした。ただ、氏名

がなくとも、この役職にあたる方が責任者であるという事が分かり

ましたので、これも納得するものです。

　４点目については、「今回のことが自由民主党の名前の元に行わ

れたという点で、党本部としては社会的・政治的な責任をどう考え

ているのか」と質問しましたが、この質問に対する明確な回答にあ

たる部分がどこなのかいまひとつ分かりませんでした。しかし上記

の文章を読む限りでは、「今後の再発防止の徹底を指示した」とい

う部分と、「大変遺憾」だという部分と、私に「不快な思いをさせ

てしまった」と書かれている部分と受け取りました。

 

　私としては、自由民主党が今後の再発防止を指示された事、遺憾

であると感じられていることを受け止め、また、無所属で政治活動

を行っている者にとって無所属で居ることの意義と意味の大きさを

少しでもご理解いただき、今後この様な事を二度とされない事を望

み、今回の事件およびその後の対応経過については理解し収めたい

と思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上